【VSCode】拡張機能「Code Spell Checker」の使い方

VSCodeでコードのスペルミスをチェックできる拡張機能「Code Spell Checker」の使い方を解説します。

拡張機能「Code Spell Checker」とは?

VSCodeの拡張機能「Code Spell Checker」は、コード内のスペルミス(typo)を検出してくれるツールです。変数名や関数名などは英語ベースなのでスペルミスが発生しがちですので、この拡張機能が役に立ちます。

今回は、「Code Spell Checker」の導入方法と基本的な使い方を解説します。

導入方法

① Visual Studio Code を起動します。

② 左側の 拡張機能アイコン(四角が4つ) をクリックします。

③ 検索バーに「Code Spell Checker」と入力します。

④ 「Code Spell Checker」を選んで [インストール] をクリックします。

基本的な使い方

インストール完了後、例えば、以下のPythonコードを書くと、スペルミスがある単語「calclate」に 波線(青や緑) が表示されます。関数名の「calclate」はスペルが誤っており、正しくは「calculate」です。

# 平均値を計算する関数
def calclate_average(numbers):
    total = sum(numbers)
    return total / len(numbers)


result = calclate_average([10, 20, 30])
print(f"平均値は {result}")

マウスカーソルを波線がある単語「calclate」に合わせ、「クイックフィックス」をクリックすると、修正候補が表示されます。候補から正しいスペルを選ぶと修正されます。

辞書への単語登録方法

スペルミスと判定されたくない単語(例:ライブラリ名や略語など)は、以下の手順で辞書に追加できます。

① 該当単語にカーソルを合わせます。

② クイックフィックスを開きます。

③ 「Add “単語” to user settings」 を選択します。

④ 登録完了後、その単語はスペルミスと判定されなくなります。

設定ファイルでの管理

辞書に登録された単語は settings.json に保存されます。プロジェクト単位で管理したい場合は .vscode/settings.json に、ユーザー全体で管理したい場合はグローバル設定に追加されます。

"cSpell.words": [
  "myCustomWord",
  "devtoolschange"
]

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