【Windows10】Hyper-Vを一時的に無効化するコマンド

Windows10でHyper-Vをアンインストールせずに一時的に無効化するコマンドについてまとめました。

## 【Hyper-V】一時的に無効化する意味

Windows10のHyper-Vが有効化されている場合、他の仮想化環境「Virtualbox」やエミュレーター「BlueStacks」などが利用できません。
そこで[Windowsの機能の有効化または無効化]でHyper-Vをアンインストールせず、一時的に無効化します。

## 【bceditコマンド】一時的にHyper-Vを無効化

① 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。

※管理者権限で開かずに②へ進むと以下のエラーが出ます

ブート構成のデータ ストアを開けませんでした。
アクセスが拒否されました。

② 以下のコマンドプロンプトでbceditコマンドを実行します。

C:\Users>bcdedit /set hypervisorlaunchtype off

③ bceditコマンドを実行し、「hypervisorlaunchtype」が「Off」になっているか確認します。

C:\Users>bcdedit

Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier              {bootmgr}
device                  partition=\Device\HarddiskVolume2
depreion             Windows Boot Manager
locale                  ja-JP
inherit                 {globalsettings}
bootshutdowndisabled    Yes
default                 {current}
resumeobject            {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxx}
displayorder            {current}
toolsdisplayorder       {memdiag}
timeout                 3

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier              {current}
device                  partition=C:
path                    \Windows\system32\winload.exe
depreion             Windows 10
locale                  ja-JP
inherit                 {bootloadersettings}
recoverysequence        {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxx}
recoveryenabled         Yes
allowedinmemorysettings 0x15000075
osdevice                partition=C:
systemroot              \Windows
resumeobject            {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxx}
nx                      OptOut
hypervisorlaunchtype    Off

④ PCを再起動すればHyper-Vが起動していない状態になります。

⑤ 一時的な無効を解除し、有効に戻す場合は以下のコマンドを実行して、PCを再起動します。

C:\Users>bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto
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