【Windows環境】Wireshark＆TSharkの環境構築方法

Windows環境にWiresharkとTSharkをインストール（環境構築）する方法について解説します。

Wiresharkのインストール（Windows編）

① Wireshark公式ダウンロードページにアクセスし、Windows用インストーラー（64-bit）をダウンロードします。
※通常は「Windows x64 Installer」というリンクをクリックします。

② インストーラーを起動します。

③「Next」→「Noted」→「Next」とクリックします。

④「TShark」にチェックが入っていることを確認し、「Next」をクリックします。

⑤ 「Next」をクリックします。

⑥ インストール先に問題がなければ「Next」をクリックします。

⑦ 「Install Npcap X.XX」にチェックが入っていることを確認し、「Next」をクリックします。

⑧ 「Install」をクリックします。

⑨ 途中で「Licence Agreement」というポップアップ画面が表示されるので、内容に問題がなければ「I Agree」をクリックします。

⑩ 「Installation options」という画面が表示されたら、そのまま「Install」をクリックします。

⑪ インストール完了後、「Next」→「Finish」をクリックします。

Wiresharkのインストール後、tshark.exe が含まれるディレクトリを環境変数 PATH に追加することで、コマンドプロンプトやPowerShellから tshark コマンドを直接実行できるようになります。

① Wiresharkをインストールした場所 (例: C:\Program Files\Wireshark) を確認します。

② Windowsの検索バーで「環境変数を編集」と入力し、システム環境変数の編集を開きます。

③ 「環境変数」ボタンをクリックします。

④ 「システム環境変数」のリストから「Path」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。

⑤ 「新規」ボタンをクリックし、Wiresharkのインストールパス (例: C:\Program Files\Wireshark) を追加します。

⑥ 「OK」ボタンをクリックして変更を保存します。

tsharkコマンドの実行パスが通っているか確認します。

① コマンドプロンプトを起動します。（Win + R → cmd）

② 以下のコマンドを実行して、インターフェース一覧を確認します。

tshark -D

③ 以下のようにインターフェース一覧が表示されたら成功です。

1. \Device\NPF_{XXX} (ローカル エリア接続* 10)
2. \Device\NPF_{XXX} (ローカル エリア接続* 9)
3. \Device\NPF_{XXX} (ローカル エリア接続* 8)