【TShark超入門】パケットキャプチャの使い方

パケットキャプチャソフト「TShark」の使い方について入門者向けにまとめました。

TSharkとは

TShark(読み:ティーシャーク)は、有名なパケットキャプチャソフト「Wireshark」のコマンドライン版です。主な特徴は以下のとおりです。

主な特徴と利点

  • CLIのため、GUIが使えない環境でもパケットキャプチャや解析が可能で動作も軽量です。
  • tcpdumpに似た使い勝手で、より詳細なプロトコル解析が可能です。
  • ログ取得や定期監視用のスクリプトに組み込みやすく、自動化に適しています。

使用例

コマンド例 説明
tshark -D 利用可能なネットワークインターフェースの一覧を表示
tshark -i eth0 eth0インターフェースでパケットキャプチャを開始
tshark -i eth0 -c 100 最初の100パケットのみキャプチャ
tshark -r capture.pcap 既存のPCAPファイルを解析
tshark -Y "http.request" HTTPリクエストのみをフィルタして表示

環境構築

【Windows環境】Wireshark&TSharkの環境構築方法
Windows環境にWiresharkとTSharkをインストール(環境構築)する方法について解説します。

基本的な使い方

関連ツール

関連ページ

【Wireshark超入門】パケットキャプチャの使い方
パケットキャプチャソフト「Wireshark」の使い方について入門者向けにまとめました。
この記事を書いた人
西住技研

パソコン使用歴は20年以上。幼稚園の頃からWindowsパソコンを触ってきた筆者が、初心者から上級者まで幅広いユーザーに向けた情報を提供しています。また、情報処理安全確保支援士に合格し、セキュリティ対策についても詳しい情報を発信しています。
詳しいプロフィールやお問合せはこちらのページまで。
YoutubeX(旧Twitter)でも情報発信中です!

西住技研をフォローする